クルクミンを摂取し、効果的に二日酔い予防&肝機能改善!
皆さんはクルクミンっていう成分知っていますか?
コンビニ等でも買える「ウコンの力」にも入っている有効成分で
- 二日酔い予防&解消
- 肝臓機能の改善
にパワーを発揮したりするのですが、もっと詳しく当サイトでクルクミンの効果を知っていただければと思います。
【もくじ】
クルクミンとは?ウコンの代表成分
クルクミンとは
カレー粉の主要スパイスであるターメリック(ウコン)に含まれる黄色色素です
ウコンと聞くと黄色をイメージされる方も多いかと。この黄色がクルクミンの色となります。
クルクミンに含まれる黄色は、非常に色素が強く、この特徴が生かされて繊維の染物や食品の天然着色料としても利用されています。
ウコンが二日酔いの予防や肝機能改善に効果があるのは有名な話
これもウコンに含まれる代表成分、クルクミン成分の効果なのです。
クルクミンの期待できる効果には
- 二日酔い防止
- 肝機能改善
- 脳機能を活性化
- 抗酸化作用
- 美容効果
など色んな体の悩みに効果を発揮すると話題の成分なのです。
飲む人だけじゃなく飲まない人も知るべきクルクミンの効果・効能
クルクミンは二日酔いの防止に効果がある事はよく知られていますね。でも実は二日酔い予防だけでなく、その他にも健康増進効果があることをご存じですか?
ここでは知って得するクルクミンの健康効果について紹介させて頂きます。
効果@アルコール代謝作用・二日酔い予防
アルコールがどういう形で身体に入るかと言うと
1.飲酒後のアルコールは、胃で約20%、腸で約80%ほど吸収
↓↓↓
2.吸収されたアルコールは血液を通り肝臓に送り届けられる
↓↓↓
3.肝臓に送り届けられたアルコールは、アルコール脱水素酵素によって分解され、最終的には尿として体外に排出
- 肝機能が弱っていたり
- 大量のアルコールを摂取することで
この一連の代謝機能がスムーズにおこなわれないと、お酒がいつまでも体内に残ってしまい二日酔いになってしまう…
クルクミンには、アルコール代謝作用を助ける作用があるため、お酒が体から抜けるのを早めてくれるのです。
アルコールが肝臓で分解される時の副産物としてアセトアルデヒドという毒性物質
アセトアルデヒドが血中に流れ込むことで頭痛や倦怠感などの二日酔いが生じるのですが
クルクミンにアセトアルデヒドの分解を促進する効果もある為、二日酔いの予防&改善に効果的
効果A肝機能改善効果
肝臓の役割には様々なものがありますが、中でも体の健康を維持する上で大切となるのが、胆汁の合成と分解作用です。
胆汁は肝臓で分泌される消化液
主に脂肪を分解する他に、消化酵素と一緒に体にとって必要な栄養素の消化吸収を助ける一方で、有害物質の分解や解毒も行っています。
ところが、加齢やアルコールの飲み過ぎ、過度なストレスなどにより、胆汁がスムーズに分泌をしなくなることがあります。
こうなると肝臓はきちんとした機能が果たせなくなり、肝機能の低下につながり、慢性肝炎や肝硬変、ついには肝臓がんなどになってしまうのです…
- クルクミンには、胆汁の分泌を促す機能や有害物質を解毒する酵素(グルタチオンやUDPグルクロン酸転移酵素)を増加させる機能がある為、結果として肝機能全体の改善にも効果を発揮
効果B脳機能を活性化させる効果
アルツハイマーの予防にも期待できる効果
アルツハイマー型認知症患者の脳内には、物忘れの原因物質アミロイドβという物質が存在していて、この物質が神経細胞を破壊し、情報伝達の阻害、記憶の喪失となり、結果的にアルツハイマーの症状があらわれます。
クルクミンは、脳内のアミノロイドβを取り除く効果がある事がカルフォルニア大学の研究により解明されている為、日常的に摂取すればアルツハイマー予防にもつながると言われています。
<Wikipedia参照>
クルクミンでIQ値がアップ
クルクミン成分には、脳由来神経栄養因子(脳の記憶力や理解力を司るたんぱく質物質)を増やす働きがあることも解明されています。
マウスでの実験では
連日ある一定量のクルクミンを与え続けたマウスには、脳由来神経栄養因子が30%ほど増加したことが明らかになっていて、クルクミンを摂ることで頭が良くなる、つまりIQ値のアップにつながるとも言われています。
効果C抗酸化作用
体内で発生した過剰な活性酸素を抑制、除去する成分を抗酸化成分と言いますが、クルクミンも優れた抗酸化成分として非常に注目を集めています。
- クルクミンは、体内に摂り入れられると腸内で素早く吸収をされ、テトラヒドロクルクミンと言われる非常に強い抗酸化成分に変化。そして体に発生した過剰な活性酸素を速やかに除去する効果が認められています
クルクミンを日常的に摂り入れる事で、病気の元凶とも言える活性酸素も除去できます。クルクミンの抗酸化パワーは、ポリフェノールの2倍にもなると言われ、非常に高い効果を発揮すると期待されています。
効果Dコレステロール値を下げる効果
現代人特有の悩みとも言われるコレステロール値の上昇にもクルクミンは効果的です。コレステロール値の正常化とクルクミンの関係は胆汁にポイントがあります。
肝臓が正常に機能をするために必要な胆汁はコレステロールを主な原料
- つまりクルクミンによって胆汁の分泌が増えれば、原料であるコレステロールも大量に消費される為、結果としてコレステロール値の低下につながるのです。
効果E美容効果
クルクミンは活性酸素を抑制・除去する作用がありますが、この抗酸化作用は美容効果という点でも大きく貢献をしてくれます。
活性酸素を強力に除去してくれる抗酸化酸素となるクルクミンを摂取するということは、肌の美容においても非常に有益なのです。
- クルクミンにはコレステロールの減少を始め、脂肪代謝や老廃物排出を促進する作用も期待できるため、ダイエットにもオススメの成分
カレーは食べる漢方薬?
何十種類ものスパイスが使われているカレーは日本人で嫌いな人は少ないのでは?
カレーに含まれるスパイスには漢方薬として使われているものも多く、古くからカレーを食べると健康になると言われていました。
カレーを作る上で味の決め手になるターメリックにクルクミンが豊富
ターメリックにクルクミンという成分が豊富に含まれているので、様々な健康効果が期待されるのです
カレーが食べたくなったら風邪の前兆?
アメリカで行われたクルクミンの研究発表によると、クルクミン摂取で、細菌やウイルスを撃退する免疫機能が3倍ほどアップするという結果が伝えられています。
人間には風邪のウイルスが体内に侵入してくると
無意識で体が免疫を高めるためにクルクミンを欲するという本能が備わっている可能性が高いと言われていて、これがカレーが食べたくなったら風邪の前兆と言われている理由
何気なく美味しいと食べているカレーに健康増加の優れたパワーがあるなんて驚きですね。
科学的データから見るクルクミンがもたらす健康効果
クルクミンは、あくまでも生薬成分の為、効果の信憑性は?と疑いたくなる人も少なくないはず
ここでは、実際に行われたクルクミンの研究データを紹介させて頂きますので、参考までに一読いただき真偽のほどをお確かめ下さい。
肝機能改善作用について
名古屋大学、京都大学、放射脳医学研究所などが共同でおこなった研究では、クルクミンがもたらす健康効果に対する実験報告をしています。
研究内容は
肝機能障害を引き起こす原因物質、ダイオキシンをマウスに投与し肝機能の状態を観察するというもの
ダイオキシンを与えることで、肝機能の指標になるGOPやGPTなどが一気に上がりますが、クルクミンを投与することで正常値に戻ることが判明しています。
この事からクルクミンを摂取する事で肝機能改善に期待が持てるという事が分かりました
消化不良改善作用について
タイでもっともレベルの高いと言われる、タイ・マヒドン大学シリラート病院では、クルクミンがもたらす消化不良改善効果についての実験を行いました。
実験内容は
クルクミンカプセルを消化不良患者に1日2カプセルを服用させ、その後の状態を確認するというもの
実験対象となる患者は116名、そのうちの87%に消化不良改善効果が認められたと報告してます
これによりクルクミンが消化不良などの改善にも効果を発揮するということが科学的データとしても認められていることになります。
クルクミンをおすすめしたいのはこんな人!
クルクミンには幅広い健康効果が期待されていて多くの人に摂って頂きたい成分ですが、特におすすめしたいというタイプは下記のような人
アルコールをよく飲む人
アルコールを分解するのは肝臓の役目ですが、毎日アルコールを飲んでいると、分解作業が追い付かなくなり、肝機能に負担がかかってしまうことで肝臓疾患のリスクが高まります…
- クルクミンはアルコールの分解作用を高める効果&二日酔い予防改善もあるので有効的
胃腸が弱い人
クルクミンには肝臓から分泌される胆汁を合成する働きもあります。
胆汁は
消化酵素とともに、腸内で消化吸収を高めたり、胃の炎症を抑えたりする作用があるため
- 胃もたれ
- 胃痛
- 食欲不振
などの改善効果も期待できます。また胆汁には、脂肪分解の働きもあるため、体脂肪を気にする人にもおすすめ
クルクミンの可能性にはどんな効果が?
クルクミンには優れた健康パワーの可能性があると言われています。
脳機能改善の |
クルクミンには脳内に存在する脳由来神経栄養因子(記憶力を高める物質)を増やす作用があると解明されているほか、アルツハイマーの原因因子、アミノロイドβを除去する効果も認められているため、今後は様々な脳疾患にも役立つ成分としても可能性があると言われています。 |
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抗酸化パワーの |
クルクミンを摂ることで細胞を酸化させる活性酸素を除去することも解明されています。活性酸素は、正常な細胞のDNAを傷つけてしまい、癌細胞の発生や糖尿病の他、肌荒れや老化促進など様々な健康被害につながりますが、この活性酸素を強力に除去してくれるクルクミンは、更なる健康効果に貢献する成分として期待 |
ダイエットへの |
クルクミンには血液中の脂肪を代謝して体外に排出する作用もあります。体脂肪がなかなか落ちない体質の方がクルクミンを摂ることで、脂肪代謝がスムーズになりダイエットにつながるのです。現時点ではダイエットを目的としたクルクミンサプリなどはありませんが、今後ダイエット方面でのクルクミン応用も期待 |
クルクミンについてのQ&A
クルクミンは植物由来の成分の為、基本となる1日の摂取量(150mg)を守っている分には副作用はないと考えられています。
ただし肝機能障害をすでに患っている人は注意が必要です。クルクミンの肝機能改善効果は、あくまでも予防の話になります。
実際に肝機能障害が起きてしまっている状態でクルクミン摂取してしまうと、肝臓の働きをより活動的にしてしまうので結果として肝臓に余計な負担がかかり逆効果となってしまう。
クルクミンはターメリック(ウコン)から抽出される成分です。ターメリックは、カレー粉のスパイスとして知られている成分です。なのでカレーを食べればクルクミンが摂取できます。
残念ながら食品ではターメリック(ウコン)からしか摂取はできません。さらに言うとクルクミンを食品から摂取した場合の体内への吸収率は低いと言われています。このため、積極的に成分を補いたいと考えているのであればサプリメントの服用をオススメ
クルクミンのサプリメントは健康食品のためお子様が服用しても問題はありません。
むしろクルクミンの効果の一つとして、記憶力や発想力を高めることも挙げられているので、学力を高めたいと考えているお子様には積極的に補って欲しい成分です。最近増えつつある小児脂肪肝の改善にもクルクミンは効果的です。
基本的には副作用のないクルクミンではありますが、過剰摂取により健康被害が出ることもあります。合わせて、現在、他の薬やサプリメントなどを服用している場合には、医師に相談をしてからの服用をオススメ
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